「PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発」を執筆しました

2018/10/16

遅ればせながら、2018/9/26発売の「PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発 バージョン5.5 LTS対応」の執筆報告です。

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プログラム言語PHPの人気フレームワークLaravelに関する本で、実際のWEBアプリケーション開発でのヒントとなる内容を散りばめた力作。竹澤さん(@ex_takezawa)、栗生さん(@kurikazu)、新原さん(@shin1x1)との共著です。

おかげさまで評判は良いようでして、ありがたいことに重刷も決定しました。Amazonでは一時手に入れにくくなっていたようですが今は在庫状況も回復しています。まだ手に入れていないという方は、今がチャンスです。一家に一冊、よろしくお願いします。

テスト駆動開発のことを書きました

私は、11章の「テスト駆動開発の実践」を担当しました。

世の中には既にテスト駆動開発を解説した素晴らしい書籍がいくつも出版されている状況、また、書籍という媒体の持つ性質上どうしてもスペースが限られてしまうという状況で、どのような内容にすべきかかなり悩みましたが、今回は、

  • 概念的な説明は思い切って省略する
  • 実際にありそうなサンプルを使う
  • 開発の「リズム」を掴んでもらうことを最優先する

というテーマで書いてみました。うまくいっていると良いのですが。。

で、私がこの章でもっとも伝えたかったことのひとつは、テスト駆動開発が、ユーザのための手法ではなく、なによりもまず「開発者自身のため」の手法であるということです。読者の方には、ぜひ、書籍を手元に置きながら実際に手を動かしてみて、テスト駆動開発が開発者にとって気持ちの良いリズムを生み出す感覚を掴んでいただけると嬉しいです。

PHPカンファレンスで書籍の内容の解説とデモをします

ところで、

という感じで、2018/12/15(土)のPHPカンファレンス2018への登壇応募をしていたんですが、ちょうど今朝採択の連絡をもらいました。やったー!

「LaravelでTDDを体験しよう」とのタイトルで、11章の内容をデモ+解説で60分おはなしするつもりです。実際に手を動かしているところをメインにお見せしたいと思っていますので、Laravelに興味のある方はもちろん、テスト駆動開発を始めたいけれどどうやって始めたら良いのかわからない、実際にどんな感じになるのか想像ができないのでほんとに意味があるのかわからない、なんか面倒くさそう、など、テスト駆動開発への興味はあるけれどなかなか最初の一歩が踏み出せない、という方にぜひ見ていただきたいです。

みなさん、会場でお会いしましょう。あ、あと、書籍の購入もお忘れなく;-)

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